LASC(リベラルアーツ・シニア・カレッジ)とは

「人生100年時代」という言葉はすっかり世の中に定着してきました。
しかし、その実態はどうでしょうか?
2018年のある調査によると、自身が「100歳まで生きたい」と思う人は僅か21.2%という結果でした。
少ない理由は、健康や経済面での不安、精神的に余裕が持てない、等が大半で、長生きするためには何か無理をしないといけない、と考える方も多いようです。
私たちの未来は、そんなにも暗いのでしょうか?

日本がこのような状況になっているのには、当然理由があります。
私たちの多くは長年、「画一化された教育」と、TVや新聞などの「与えられた情報」を主体にして生きてきていて、実はそれらから得られるものは、本当は「ごくごく限られた一部の知識」に過ぎず、しかも私たちにとって特に重要な健康・医療に関する重要な情報や、正しい食や環境に関する情報、そして最先端の有益な情報等は僅かしか流れていなかったのです。
この状況を“流れのまま”放置していては、折角の「人生100年時代」の恩恵を活かすことも、次の世代に安心・安全で負担の少ない社会を実現することも難しいと思われます。

シニアには「“新しい定義”での健康」が必要です


リベラルアーツ・シニア・カレッジ(LASC)はこのような「待ったなし」の時代にこそ、シニアが健康で元気であること、そして幅広い分野で偏りのない有用な知識や技術に触れ、学んでいただくこと、身に着けていただくことが、混沌とした先の見えない社会に差し込む光であり希望になると考えました。
何故なら、多くのシニアの皆さんは今の若者と大筋は変わらない教育制度で学習された経験もある上、仕事や社会で数多くの経験(成功も失敗も)を積まれており、そのこと自体が大きな人間力でありアドバンテージをお持ちだからです。

肉体的健康・精神的健康・社会的健康 すべて必要

LASC シンボルマークの由来

LASCの理念

1.“新しい定義”での健康を提案し社会に広めます
一般的に浸透している、肉体的健康だけでなく、精神的健康・社会的健康を加えた「三身一体の健康」、「医・食・農に重きを置いた健康」を提案します。健康寿命を限りなく寿命に近づけ「ぴんぴんキラリ」人生を全うできる人を増やし続けます。
2,情報を常に精査し、偏りの無い、社会にとって真に有益な情報と学習システムを提供します。
3.シニア・高齢者世代が「日本を再生する原動力」として活きるコンテンツを開発し提供します。
4.世界で唯一無二である日本の伝統文化と精神性を理解し、和の心と利他の精神広めることにより、混乱の社会を治める一助になります。
5.会員、学習者様、関わる方々自身の生活が明るく楽しく、豊かになるコンテンツを提供します。

最近、「第4次産業革命」と呼ばれる極端に変化の激しい時代に対応するために「リスキリング」と呼ばれる「学び直し」の必要性が急速に叫ばれていますが、そこで「学ぶ人と学ばない人」とで大差がついてしまうことが明らかになってきました。
中でも「リベラルアーツ」と呼ばれる分野の学習は、洞察力や発想力、物事の本質を理解する能力など、学生時代の勉強や仕事の現場を経験するだけでは身につかない力が身に着くことがわかってきています。
「自ら学ぼうとする人、情報を取りに行く人」は年齢問わず人間力が磨かれ、幸せに近づけます。

ただ、これまでのリスキリングは、現役の社会人が実際の業務の中でいかに能力を発揮できるかが主目的で、シニアのために考案されたものは殆どありませんでした。
「リベラルアーツ・シニア・カレッジ」は、シニアのための古来~最新・最先端に至る有益な学習や情報をWeb上とリアルな場の双方で提供する、シニアが元気に、活躍できるための学校です。

“リベラルアーツ”とは

リベラルアーツとは、古代ギリシアで生まれた概念で、その後 古代ローマに受け継がれ、言語系3学(文法・論理・修辞)と数学系4学(算術・幾何・天文・音楽)で構成される自由7科(セブンリベラルアーツ)に定義された学問です。
しかし、昔ながらの「教養教育」とは違います。元来、リベラルアーツは、人間を良い意味で「束縛から解放するための知識や、生きるための力を身につけるための手法」、「自由になるための技術」を意味します。
近年、このリベラルアーツは多くの大学等で注目され、取り入れられはじめていますが、私たちはこの学習理念が若者だけでなく「シニアにこそ必要」だと考え、リベラルアーツ・シニア・カレッジ(LASC)を開設しました。

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